日本の腕時計技術を身に纏う マイクロブランドJUNZEN
日本の中小時計産業と職人技を凝縮した、本体の98%を国内製造(ストラップを除くコスト換算)で実現したドレスウォッチ JUNZEN AKATSUKI
JUNZENを身につけることは、単に時間を刻むだけではなく、職人の技術と情熱を身にまとうことでもあります。
職人による美しい研磨、金属がもたらす適度な重量感、深みある文字盤を堪能することができます。

サンレイ仕上げの文字盤
国内で作られた文字盤です。
2色あり、いずれも中心から外周に向かってのヘアラインが美しいサンレイ仕上げです。ホーニング処理によってギラつきを抑え、さまざまなシーンに合う塩梅を目指しました。
ブルー文字盤はグラデーションが入っています。この仕上げのために長い間使われていない設備を稼働する必要がありました。少しの遊び心とミステリアスな色味をお楽しみください。

職人技が光るケース
ドレスウォッチでありながら、日常使いに嬉しいスポーティーさと薄さを備えたケースです。東京都の老舗工房で削り出され、熟練職人がひとつひとつ時間をかけて研磨した作品で、シャープなエッジと輝きが際立ちます。
鏡面研磨とヘアライン加工を使い分け、3面にわたるケースサイドの造形を際立たせています。

珍しい日本製のサファイアガラス
表裏ともにキズに強いサファイアガラスを採用し、美しい状態を長く保ちます。
国内でも限られた工場でしか製作が難しく、コスト面から海外製が選ばれがちなサファイアガラスですが、メーカー協力のもと日本製を実現しました。

日本製 金属製の中枠
長期にわたってご愛用いただくことを前提に、金属製の中枠を削り出しで製作し、表面処理を施しています。目に見えない部分にも妥協を許さず、着用時の適度な重量感にも寄与しています。

日本製 薄型8振動ムーブメント Miyota Cal.9039
Cititzen系列のMiyota社が供給する上位モデル「Cal.9039」を搭載。8振動の薄型プレミアム自動巻ムーブメントで、安定した動作を実現します。構成部品も日本で製造されており、信頼性も魅力です。

日本国内の時計製造事情
腕時計部品工場、特に独立系の中小企業は、海外では容易に見つかりますが、日本では失われかけており、ほとんど現存しません。
色々な企業との交流で、「昔はあったんだけどね…」と聞くこともあり、言いもしれない寂しさを感じたのは今でも忘れません。
このような状況によって、通常は製造を海外企業に頼らざるを得ない現状があります。
本当の意味で日本製を追い求めるのは想像以上に難しいことを実感しました。
しかし同時に、「日本製を追求する」というJUNZENのテーマの一つが定まりました。
日本製の定義
日本では、ムーブメントが日本製で、組み立てが日本で行われた場合に「日本製」として販売することができます。
日本国内の製造環境が乏しいことも相まって、ムーブメント以外の部品、ケース・ガラス・文字盤などは海外で作り、国内で組立を行い「日本製」として販売されることが多いのです。

一歩進んだ日本製
一方で、時計産業のメッカとも言えるスイスでは、価値の60%以上をスイス国内で製造しなければ「スイス製」と謳えません。
このスイスメイド法を参考に、JUNZENは部品毎の日本製を追求しています。
ベルトを除いた時計本体部分のうち、価値換算で98%以上が日本製です。
この実現には大変な苦労がありましたが、国内の中小時計産業関係者の協力によって、日本の技術と職人技の結晶とも言える時計が完成しました。
JUNZENを身につけることは、単に時間を刻むだけではなく、職人の技術と情熱を身にまとうことでもあります。

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